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場所:鵠沼公民館 時間:7時より
参加:みろりん、しみずさん、かねがえさん、まにわさん、みゆきさん、きょーちゃん、くさなぎさん
多良間しゅんかにの色々な録音を聞きながら、いわゆる庶民の歌としての民謡と、より音楽的に高めようとしたためか、息継ぎ、節回しなどは複雑になったが、いわゆる”つちくささ”とでも言おうか、その部分を先の”民謡”に比べると薄くしてしまったもの・・・この辺の見解が、しみずさんと一致した。
”つちくささ”なんてものは、僕が語れるべきものではない。でも、理屈ぬきで”良いものは良い”と語ったり、まねたりすることは凄く大切なことだと思う。
沖縄の歌を歌うことの難しさに話は及ぶ。
昔、津軽三味線奏者から”そこの民謡を覚えるには、その土地の方言を覚えるつもりでやりなさい”とアドバイスされた。そこにひとつ付け加えるとすれば、器楽はまだましなほうで、言葉はもっと細にいり敏感になる部分。これを達成するには10年、20年、沖縄に住まなきゃダメだと思います。正直なところ。・・・そんなの無理じゃん。
政雄先生が八重山の歌をうたうとき、それは八重山人とあきらかに違う。僕はそれで良いと思う。・・・音楽には良いものとそうでないものがあり、そこの基準を逃れることはできないのだから。
最後は”自分の声、自分の歌”でなかろうか。