茅ヶ崎三線クラブ稽古場外伝

矢島三線工房・矢島敏が主宰する「茅ヶ崎三線クラブ」のお稽古、イベント等を綴ったブログです。

場所:鵠沼公民館 時間:7時より
参加:みろりん、えっちゃん、かねがえさん、みゆきさん、まにわさん、くさなぎさん、しみずさん


いろんな人がいて、いろんな風に調和すれば良いと思う。でもそこにコミュニケーションがなければ、そもそも共に時間場所を共有する意味がなくなってしまうので、やはり、共にいる以上はいろんな形の調和を目指すのです。


やらなければならぬのではなく・・・そこは僕がバランスを取ります(^^)


みゆきさんに”三線をおしえてください!!”とあらたまって言われた。・・・ぼくはすかさず”いままで何しに来ていたのですか〜?”と応えた。・・・要は三線の鳴らし方を知りたいということのようだ。


そこで、僕はたずねてみる。・・・”どんな音が出したいのですか?”


目指す音を出すための身体の使い方があります。そこはアドバイスできます。


ただ、みゆきさんに限らず”良い音はこれだ”と教えることはできないのです。そこは個人が感動してこなくちゃいけない。まずは良いものとそうでないものを知ることです。そして、違いがわかったところで、ようやく、その方向へ向かうことができます。


音は心も体も全部うつして、瞬間、時間をつくります。
僕は昔、心のマジムンを退治したいと思ったとき、禅をやろうかなにをしようかと先輩ミュージシャンに相談したことがありますが、その方は”結局考えないということを考えてしまうのよね”と申しておりました。そして、ミュージシャンは音に集中することが一番の近道だと教えてくれました。


話が完璧にそれました。


音の海は広い。


その広さを教えてくれるのは、いつの日も外部(自然?人?)とのコミュニケーションです。


17日のゆんたライブに関して、みろりんにリハーサル中
”これは人様に見せて良いレベルですか?”と聞かれた。


僕は教師という立場上、応えます。”大丈夫ですよ!”つづけて・・・”でも・・・ここのところこうしたらもっと良くなりますね”(^^)


でも、一番大切なのは、ステージ寸前まで、その疑問を持ち続けることです。