茅ヶ崎三線クラブ稽古場外伝

矢島三線工房・矢島敏が主宰する「茅ヶ崎三線クラブ」のお稽古、イベント等を綴ったブログです。


出席者 なおさん わださん くさかさん ゆかりさん まりんちゃん ねぎしさん ひとみさん みおちゃん


日直 ゆきちゃん のぶこ


三週間ぶりのはじめの一歩でした。


まりんちゃんはマイ三線を手にしたばかり、そしてお友達のみおちゃんを連れて
きてくれました。くさかさんも久しぶりです。


はじめての方に合わせる「はじめの一歩」ですから、まずはキホンをみっちり。
姿勢、構え方、バチの持ち方。このクラスにいるかぎり、何回も聞くことになり
ますが、そういうクラスだと思ってくださいネ。


それから


合、乙、老、合、乙、老・・・のくりかえし。
四、上、中、尺、四、上、中、尺・・・のくりかえし。
五、六、七、五、六、七・・・・のくりかえし。
弦ごとに、指をゆっくり動かす練習をしました。きれいな音が出ないときは、姿勢、持ち方、・・・どこかに力が入っています。お家でやるときは、鏡でチェックするのもひとつの手かもしれませんね。


涙そうそうや花は、曲のはじめからおわりまで通すだけじゃなく、初めてのみおちゃんに合わせて、区切りのいいところまで、各パーツに分けてくりかえしくりかえしくりかえし・・・やってみました。初めはバラバラ揃わなかったのが、何度目かに8人の音が(みおちゃんもです!)そろってきます。みなさんは必死で他の人の音は聞いていないかもしれませんが・・・これ、すごく感動します。ね、ゆきちゃん。


慣れてきた人は、繰り返す間にその場所の工工四が覚えられたら、前向いて唄い
ながら弾いてみてくださいね。なおさん、そういう意識がしっかりあるので、声がすごく届いてきます。


安里屋ユンタは唄をうたうグループと三線を弾くグループに分かれて交互に唄
って弾きました。どうしてもテンポが唄持ちで速くなってしまうんですね。今度はも少しゆっくりを心がけてやりますね。


お稽古の中でも言いましたが、三線に対するかかわりかたは、人それぞれです。
お稽古のときしか三線弾かない人もいるし、曲をいっぱい覚えたい人もいるし、
家で好きな曲だけ弾いていたい人もいるし、・・・どれが良くてどれが悪いなん
てありません。 だから、それぞれのペースで、とにかく楽しくお稽古に参加してください。そしてお稽古以外の楽しいイベントも秋には盛りだくさんです。どうぞ気軽に参加して、三線を通して楽しみの輪を広げてくださいね。



余談ですが・・・


いつもはいろいろキビシイ明治公民館の受付のおじさまたちですが、今日いらっしゃった方は、席をはずすときにこんな洒落た絵手紙をカウンターに置いていらっしゃいました。「これ一枚でさ、話題が広がるんだよな、どんなひととでもさ、まだ描き始めたばかりでへたくそだけどな〜、ははは!」って。

 
片付けの時間にいつも遅れがちな私たちですが、このおじさんを待たせちゃ悪いな、ちゃんと時間内に終わらなきゃ・・・と、思いました。むっつりといつおこられるかとびくびくしてしまう威圧的な対応をする方と、こんな笑顔のステキな方と・・・ひと、っていろんな方がいて、自分だったらどっちになりたいかな・・・いろいろと今回も教えてもらえた、はじめの一歩でした。



来月は6日と、27日です。


のぶこ記