茅ヶ崎三線クラブ稽古場外伝

矢島三線工房・矢島敏が主宰する「茅ヶ崎三線クラブ」のお稽古、イベント等を綴ったブログです。


8月5日


出席者:孝之さん、ヤンさん、しゅういちさん、くわちゃん、あお



油断しるな、染みなし節、伊計離節 など
(ごめんなさい、前半わからない…)




さて今日のがじゅまる、ちょっと話に花が咲いてしまい、いつもより曲数が若干少なめ。出席者も少なめ。



がじゅまる新人賞



特に”染みなし節”に関して(?)は、沖縄的歌い方を求めてしまい、個性が埋もれてしまっていた部分があった…(音や唄いまわしの基本路線はきちんとした上で、が前提ですが。)ということで『少し見方を変えます』と、先生。(表現が適切でなかったら、補足入れてください。)



沖縄の民謡・芸能は、生活の一部に根付いている部分も多く、特に幼少期から、ある程度大きくなるまで沖縄で暮らして身近に民謡を聞いて育った人は、成人になってから唄三線を学んだとしてもすぐ、沖縄の(芸能の)世界に近づけるのですが、そうでない私たち本土の人間は、いくら音源をを聞いても、
どんなに唄三線を練習しても、沖縄の(芸能の)世界にどうしても手が届かないところがある…そんな気がするのです。



だからといって、課題から目をそらすわけにはいかないので、少しずつ向き合って、自分なりの唄になればと思いながら、まじめに練習したり、手抜きしながら?やってきました。


ちょっと報われたひと時でした。



終わりは、新たな始まりへのいっぽ。時々は唄って、より自分のものにしていきたいです。



記;あお




コメント:ひろみちゃん、おめでとうございます・・・(僕も嬉しい(^^)。)・・・演奏前に余計なことをしゃべったおかげで、合格に妙な解釈がはいってしまいましたが、そんなことは飛び越えて、素晴らしい”染みなし節”が聴けたと僕は思っています。決して、沖縄民謡から外れた”ひろみ節”ではありません。そのことに胸をはって、堂々と、これからも唄を育ててください。



沖縄の民謡を稽古しながら、自分の何を育てるのか?、自分の何を豊かにするのか?・・・そういったことを絶えず見つめながら、これからもがんばってください。