茅ヶ崎三線クラブ稽古場外伝

矢島三線工房・矢島敏が主宰する「茅ヶ崎三線クラブ」のお稽古、イベント等を綴ったブログです。

ソレイユの丘ライブに向けてのリハーサルが徐々に白熱しております
(否・・・白熱させたく思っております)
赤犬子、がじゅまる・・・ともに稽古をした感想としては
楽曲における”キレ”をもう少しなんとかしたいと思います

楽曲を覚えるための稽古中心の状況では
どうしても表現することまで辿りつけていません

覚えた曲をどう料理するかってことがステージの基本となりますので
その心づもりでお願いします


覚書

赤犬子・・・舞踊の伴奏において

予定調和でなく”人を踊らせるリズム”を奏でるためにいま何が足りないのか?

・・・ここを追求していきたいと思います


がじゅまるにおいては、たかしさんと共同講義のため、今日のポイントをメモします


繁盛節、油断しるな・・・びっちり合唱する。表現を高めるポイントとして、アクセント、呼吸、出だしとなる音を自信を持って出す。これらを丁寧に積み重ねていきたいと思います。

新デンサー節・・・合奏するために、演奏を揃えるために、テンポを落とし、その曲の持ち味を損なわせること無く、楽曲が生命力を持つところのテンポを出すための練習をしました。その曲独自のノリを作る!!ということです。

たちうとぅしすががち・・・勘所を押さえて、一定のリズムで弾くというところは少しづつできてきました。次に、どのテンポでどうグルーブしていくかということを見据えた稽古に移りたいと思います。ここからが楽しいところです。まだ勘所がおぼつかないメンバーは独自練習、講師を駆使して早いとこ克服しちゃってください(^^)

歌ぬ泉・・・ミディアムテンポの、この手のリズムは、アクセント、仮名遣い、発声がとても細やかに聞こえてきます。大局を見失うこと無く丁寧に細部まで仕上げてください。


備考・・・

テンポ決定におけるポイントとして・・・わさわさ感のない演奏。かつ、テンポを落としすぎて楽曲を破綻させない。そつない演奏ではなく、その曲の持つ曲想を表現することを心がける。

特に、テンポを落とした結果、ただたんにゆっくり演奏するということではなく、そのテンポにあった唄、演奏に手法を変える。

例えば・・・早いテンポのときには小気味よく。遅くするときは拍と拍の間をめいいっぱい使う。・・・など。



ソレイユの丘のライブを、発表会ではなくライブであると言ったのは

発表会は身内が見守りに来てくれる
ライブってのはお客の足を止めることがまずは勝負である・・・ってことの違いです


そんななかで、ただ演奏するのではなく表現することを常時念頭におきながら


”ちゃんとする”ではなく・・・あるべき姿を求めるのでなく
”ちゃんと遊ぶ”・・・未知なる楽しみに出逢うべく


やりたいと思います

どうぞよろしくお願いします



矢島敏