茅ヶ崎三線クラブ稽古場外伝

矢島三線工房・矢島敏が主宰する「茅ヶ崎三線クラブ」のお稽古、イベント等を綴ったブログです。


場所:湘南台公民館 時間:7時より
参加:のぶちゃん おづさん たかしさん


メンバーの過半数が独自のブログで、稽古記を書いてくれているので、その返答


唄に感情を込めるという言い方があります。
唄を聞いていると、感情(曲想)がよりよく伝わってくるものも、そうでないものもあります。


段階①・・・多分、僕がおづさんの話を聞いているとき、別の理由でテンションがあがったまま”へー、そーーーー?”などとおづさんの超悩み相談に答える僕の声を聞いたら”ちょっとー、聞いてないでしょ・・・”って言うに決まっているのです。


段階②・・なぜ、僕の声は彼女に伝わらなかったのか?、最近、国際づいてるおづさんだから、もしかしたら僕より了見が広がってしまったのでは・・・必死に考えた末に、僕は茅ヶ崎三線クラブ社発行”世界の悩みの聞き方108マニュアルDVD”を近所の本屋で見つけました。第一章・・・悩みを聞くときの姿勢のありかた。・・・笑うことなかれ、アマゾンの秘境、カボチュアサンタマリア共和国では女性から悩みを打ち明けられたとき、聞き手は、その間中、お尻を両手で抱えていなければ失礼にあたるのです。


カボチュアサンタマリア共和国の礼儀を日本で使用し、また一発しっぱいしたyazy。灯台元暗し・・・近所をさ迷う。


段階③・・・ふと想いました。悩み相談はそもそも、その人にふさわしい問題提起でなければいけません。僕がおづさんからモーニング娘の内部抗争の悩み相談を受けても、適切な会話ができるはずもなし。4歳の娘に助けを求めたければ”例えばこのアイスクリーム、おづのおねえちゃんが頂戴って言ってるけど、どうする?”・・・と、モーニング娘の内部抗争をアイスクリームを目の前にした私とあなたの関係・・・という話に変換して翻訳が必要になる場合もあります。


段階④・・・悩み相談に答える際・・・それはね、こうこうこうして、あれがああなるから、ここんところちょっとかえて、こうしてああして、さいごちょこんとこれをのっければこうなるから、ぼくもあなたのきもちがわからないでもない・・・「・・って、コンビニで立ち読みしたうらないに書いてあったよ。」・・・この「」内の台詞は経験とともに変わりますから、段階①から③を経たあとであれば実はここが直さなければいけないところでなく、その人の面白さだと僕は思うわけです。その人がその人である理由ですよね。102歳の老人と20歳そこそこの子供が同じであるわけがない。


102歳の老人の素晴らしさ、20歳の若者の素晴らしさがそこにはある。


そして最終章。段階⑤・・・今日もおづさんの悩みは終わらない・・・新たな悩み・・・ふりだしへ戻る→段階①へ(^^)



僕の感じる”唄に感情を込めるってなに?”を日常的なたとえ話のもとに段階的に示しました(^^)。えっ、わかりずらい???・・・このことは精神論に偏りすぎても、テクニック論に偏りすぎてもいけないのです。両者をバランスよく・・・と、僕は思うのです。



のぶちゃん>ふくみ笑いは結局”嬉しさ”だと思います