茅ヶ崎三線クラブ稽古場外伝

矢島三線工房・矢島敏が主宰する「茅ヶ崎三線クラブ」のお稽古、イベント等を綴ったブログです。

鵠沼公民館芸能音楽祭


ゆんた出演メンバー
かねがえさん、えっちゃん、まにわさん、みろりん、きょーちゃん、くさなぎさん


ゲスト
ゆげさん、にむらさん


我が家のドタバタがあり、遅刻して控え室についたときには、みんな熱々。僕が失敗の原因になるのはシャレにならない。リハーサル曲のリクエスト、太鼓の音調整、着替え・・・あっという間の本番開始。


ここ数ヶ月の努力が、この一発にこめられる。本番一発勝負っていう意味ではアスリートとなんら変わらない。研ぎ澄ました曲ほど、遊びの許容範囲も狭くなる。


とくに今回のゆんたはとにかく難曲が多かった


本番では前半の硬さもなんのその。ゆんた贔屓のお客さんが”楽しませろ”オーラ放出。それに乗れる心も技術も”ゆんた”ならでは。


ゆんたは茅ヶ崎三線クラブにおいて、”純沖縄度”がもっとも高いように思われます。これは、クラブの重鎮、みろりんの存在や、常軌を逸した沖縄病のメンバーが集うためで、この点では僕も緊張を余儀なくされます。


今回の選曲についても、僕が以前”ゆんたはポップスやめましょう”と言ったことに始まったと思っています。その際、お客さんを楽しませるっていう方向性の違いでメンバーから猛反発がありましたが、そのことが今回の選曲に結びついたと思うと、責任の重さを感じます。


アンコールでやった”涙そうそう”の会場リアクションは半端じゃなかった。”待ってました!!”と言わんばかり。これは僕も認めます。ただ、今回チャレンジした谷茶前演奏時の会場の空気をぼくは”ゆんたの行くべき姿”と認識しています。他のグループには中々できないことがここにあると思いました。


打ち上げでちょっと話ましたが、ゆんたの今後のライブイメージを僕なりにまとめると、
”大和人を心から楽しませる民謡酒場スタッフ”です。


つばさーをーやすめーにーきまーせーんかー♪・・・です。


これができれば、逆にポップスがあってもなんら異論はありません。


僕の中の位置づけとしては、これらの足がかりとして、今回のチャレンジがあったわけですが手ごたえはばっちりです。


これからも、またより一層”沖縄度”を濃くするべく稽古したいと思います。



数あるダメだし・・・”マイクのバランス悪”については、他の公民館でもまったく同様です。これは出演者本人たちがめげるところではなく、外の問題です。茅ヶ崎三線クラブ音響部・・・もしくは、本番当日のお手伝いさんを制度化するのは、もはや必須ですな。・・・音楽度があがれば、あがるほど”出音”にシビアになるのは成長の証です。


会場に来てくれた仲間、お客さん、会場スタッフの皆様、本当に感謝です。