茅ヶ崎三線クラブ稽古場外伝

矢島三線工房・矢島敏が主宰する「茅ヶ崎三線クラブ」のお稽古、イベント等を綴ったブログです。


日記のほうに、昨日のゆうこりんの結婚式のライブ模様を一度は書いたんだけど、挿絵に気合入りすぎて、文章が邪魔になってしまったので全消去してしまいました。


こっちで印象をメモ書きとして残しておきます。


今回は一人ひとりのパートがかっちり決まっていたので、やるべきことも見え易かった。夏から続くライブラッシュは確実に実になってますな。


ただ、結果的にMC&メインボーカルのひろみちゃんには多大なプレッシャーがかかることとなりまして、その辺は他のメンバーが本番中にどうフォローできるのか課題。しゃべれないよ、本番MC中に他のメンバーは・・・でも、なんかあるはずよ、きっと。一人ぼっちにさせない方法。一人ぼっちにならない方法。


ゆうこりんがドレスでカチャーシーにはいってくれた感じ・・・あれはホントにうれしかった。


しんすけさんの京太郎デビューも見ものだったねー、いやいや見事だったねー(^^)・・・技術的にはまだまだでも、素質を感じます。あと100本やったら良くなるって言いましたっけ?僕?あれ?


ひとつ、お客さんの視線は120パーセント受け止めるってことが課題かと・・・余計の20パーセントは”こっちから視線を仕掛ける!”・・・あとは、本番を楽しむこと、遊び・・・その辺は他のメンバーにも言えることですが・・・


実力的に、もー唄待ち何回とか決めなくても、その場でアイコンタクトやっていける力があるわけですから。。。と、僕は思います。


会場の立ち位置の都合で、当初の目論見と少しずれた感のあったダンサーズも、手抜き感は一切なくバンドメンバーとして、めっちゃ好印象です。カメラ小僧も結果的に集めたし(!)



先にも言ったように、各パートがしっかり決まっていたから、その分、しんどさも深さもあったと思います。誰一人が抜けても成り立たないライブ・・・もちろん今までもそうだったけど、今回を踏まえて、この方向はがじゅまるの多才ぶりを生かすにはいいかもね。今回、都合で出られなかった大御所、隠し玉もいるし。



本番過ぎて2次会会場の演奏は僕はお客として見れたのでかなり客観的に言えますが、ほんまに良かった。心にきた。



空気を創るってのは、まさにあれだな。メインはもちろんのこと、まわりにあつまったヘルパー達もすっごく良かった。



このときは修一さんを筆頭にフリースタイルが抜群に良いってタイプもあるってことを今更ながら感じました。・・・音楽は心で演奏とか、上から目線で言ってこっぱずかしくなる瞬間です。


でも、枠組みで圧縮されて、自由を求める気持ちは絶対にフリースタイルに良い影響を及ぼすはずよ。・・・僕がそうですから(^^)


この日、三線の音に二回感動した。


ひとつは修一さんの、気負いなく(?)始めたイラヨイ月夜浜の唄待ち。


もひとつは、控え室でねっころがったとき耳元で鳴ったチンダミの音。



三線、唄三線は興奮を誘発する音も沈静を促す音も奏でる。日向には影ができるように、ひとつの事象は必ず二面性を持ちますな。



こころに残る音は強さだけじゃない。弱さだけでもない。


あじがある・・・とはよく言ったものです(^^)


yazy