茅ヶ崎三線クラブ稽古場外伝

矢島三線工房・矢島敏が主宰する「茅ヶ崎三線クラブ」のお稽古、イベント等を綴ったブログです。

12/7(日)

ゆげっぴ・まささん・たっくん・みっくん・めりちゃん・あずきちゃん・バービー・ひとみちゃん・ゆうたくん・ななみちゃん・有井さん・みほさん・こうたろうくん・けいこさん・はるさん・さくらちゃん・かおりん・みーちゃん




鵠沼の老人ホーム「みどりの園」へ子ども達を引き連れて行ってまいりました。




1:50に現地集合、ホームの中に入る前に、全員入り口に設置された洗面所で手洗いとうがいをする。手洗いしている間、耳に聞こえるは沖縄音楽。「いつも沖縄音楽をかけているホーム」との事前説明に偽り無しでした。




まずはホールの横にある控え室に入るのだが、おじいちゃんおばあちゃんは既にホールにスタンバイ済みでした。




演奏は2:30からなので、これから30分お待たせ致します。




衣装を着け、チンダミをし、今回シャンベ担当のまささんが子ども達を連れて控え室を出、出番待ちの為少し離れた所に待機。ホールの形の関係で、三線チームは左右にきっちり分かれる形となる。



今回のMCははるさん、挨拶から始まりまずは「安波節」演奏。演奏の後、安波節の歌詞の意味を説明→真面目な顔して唄っていたが、実はラブソング(^皿^)。



2曲目は「涙そうそう」。ひとみちゃんのソロから入り、一番最後の「あいたくて〜」は演奏なしで唄のみ。



ここから子ども達参加。今まではエイサーに大人も参加していたけれど、今回踊りは子ども達のみ!



まささん先導の元、定番の「南嶽節」で入場。女の子チームが前、男の子チームが後の配置だが、会場が狭いので両者の幅も狭い。それでも元気に踊る子ども達。「仲順流り」「安里屋ゆんた」と100%子どもエイサー。




つぎは手遊びで参加型の「赤田首里殿内」、サビの所の振り付けを説明する。手遊び曲第2弾は、今日に合わせて練習した「むすんでひらいて」。最初の一回はウチナー口で唄い、次から三回ヤマト口で唄う。




唄の最後の「ティーダクワラクワラ」は「太陽キラキラ」ですと説明。三線チーム数名が「ハジケて手遊びチーム」に変身。「この手を〜」の先を頭・肩・上の3つに変え、ハジケチームがおじいちゃんおばあちゃんへ歌詞に合わせた動きを大きな動作で見せる。



両曲とも演奏に合わせて、何人かの方が手を動かしてくださいました。




最後の〆はカチャーシー「豊年音頭」。



これはちょっと演奏が揃わず、「次こそは頑張るぞ!」の対象となる。




最後は豊年〜の前奏繰り返しをBGMにはるさんが〆の挨拶をし、皆で挨拶、そこで思いがけず「アンコール」をいただいた。




持ち球が少ないちゃんぷる〜、それでは…ともう一度「安里屋ゆんた」をやる事にした。「赤田〜」の前にパーランクーを回収していたので、もう一度子ども達に渡してから、本当のラスト。




同じ「安里屋ゆんた」でも、最初よりもきっちり掛け声が出ていて、盛り上がっての〆となりました。




今度こそ全てが終わって挨拶をした後、ホームのおじいちゃん・おばあちゃんが折り紙とストローを使って作られた傘を子ども達にプレゼントしてくださいました。




控え室に戻ると、向って右の方にいらしたおじいちゃんは涙を流していたとの話。「私たちでも感動が与えられたんだ!」とはるさん。



私は左側の方にいたのですが、こちらにはスタッフさんに紙を用意してもらい、スケッチをしているらしいおじいちゃんがいらっしゃいました。




反省、改良の余地はまだまだあるけれど、今のちゃんぷる〜の出来る限りは出せたと思います。子ども達も”ステージと客席が一体”は始めてなので緊張したと思うけど(我が子曰く「楽しかったというより緊張した〜」)、追加の「安里屋ゆんた」までだらける事なく踊りきってくれました。




「慰問」というより、こちらが「発表の場をいただけた」という感じなのは私だけではない…と思ってよいですよね。





かおりん