茅ヶ崎三線クラブ稽古場外伝

矢島三線工房・矢島敏が主宰する「茅ヶ崎三線クラブ」のお稽古、イベント等を綴ったブログです。

3月13日(水) がじゅまる(辻堂明治公民館)


出席者: ひろしさん、いぐちゃん、


練習曲: かぎやで風、恩名節、揚作田節、四つ竹、染みなし節、浦波節、新でんさー節、油断しるな


染みなし節と浦波節は、けっこう通な民謡のスタンダードとして色々な唄者が取り上げています。以下はあくまでも個人的な見解ではありますが。。


民謡は歌い手によって様々な歌い回し、そして三線にもその人の個性が色濃く現われます。そこが大きな魅力でもあるわけです。
まずは工工四に沿って練習しましょう。ですが工工四通りに弾いて歌うなら今ならコンピューターもやってくれます。大事なのは、生き生きと歌うこと!


意識的に、作為的に個性を作り上げていくのはやめましょう。何度も歌い込んでいくことによって自然ともう自分はこう歌う・こう弾くしかないという所までくるはず。かく言う自分もまだそこまでの歌はありませんが。。。色々と試してみるのは良い事だと思います。お互いにがんばりましょうね。


そして気をつけたいのが沖縄の言葉の発音。これが第一。ここを外すと沖縄らしさを表現できない。声も全体の響きの一部として捕らえることが大切かと。ネイティブのマネをしましょう。お互いにがんばりましょうね。


言葉の意味の理解に関して。これは非常に大事で、意味は分からないと言葉を繋いでいくことも難しいのですが。気をつけなければいけないのは、本末転倒にならないように。言葉の意味の理解にとらわれ過ぎて、歌う事をダメにしないように。沖縄の人でも分からない言葉もあったり、地域によっても様々で、全てを理解するのはなかなか難しい。というよりも学者のライフワークのレベルで、シロウトで本土の人間には不可能に近い作業。だからと言ってテキトウにして良いということではなく、諦めずに地道に勉強を続けていくしかないですね。お互いにがんばりましょうね。


そんなことで皆さん、沖縄と唄三線への愛があればたいがいの事は許していただけるはずですが、忘れないでください。愛とは捧げるもの。見返りは期待してはいけませぬ。


わはは〜また偉そうに語ってしまった〜^^;;
ではでは、Keep on playing sanshin〜☆


たかし