茅ヶ崎三線クラブ稽古場外伝

矢島三線工房・矢島敏が主宰する「茅ヶ崎三線クラブ」のお稽古、イベント等を綴ったブログです。

11月27日(金)明治公民館 工作室

参加者 やまださん とくださん くすもとさん

練習曲 かぎやで風節  豊節 歌の心 国頭ジントヨー かたみ節  童神


めずらしく女性ばかりのお稽古でした。
休憩時に、先日私が、伊江島ハンドー小という、沖縄三代悲恋物語と言われる歌劇のビデオを観た話になりました。


伊江島ハンドー小のあらすじは

?辺土名にハンドー小という素朴な美しい娘がいた。伊江島の地頭代の息子、加那は木綿花を買いに行く途中、舟が難破したところを、ハンドー小母娘に助けられ、その後、ハンドー小と恋仲になった。
 しかし、ある日突然、加那はハンドー小に一言の言葉もかけずに伊江島に帰ってしまう。
ハンドー小は伊江島通いの船頭主に頼み込み、伊江島に渡った。 加那には妻もいて、冷たい仕打ちを受けたハンドー小は男への恨みを秘め帰らぬ人に。加那の家族はハンドー小の亡霊に取りつかれ、地獄絵に、、、、、”(伊江島にこうして途絶えてしまった加那の家の墓地が実際にあるそうです)

というほんとに強烈な話でしたが
白骨節とか(海に身を投げて心中したのに男性だけが生き残り、女性は「私は白い骨となって海の波にさらされているという歌詞)
はじうすい坂とか(これも道ならぬ恋をした二人がヤンバルの山で心中し、通りかかった人が二人が果てて肌が露わになった姿に枝や葉をかけて覆って(うすって)あげたという唄・・・その坂に今も碑が立っています)
他にもそんな唄が沖縄に沢山あって、知れば知るほど民謡の世界は深い・・・
そんな話で盛り上がりました。


伊江島ハンドー小は、全幕唄で構成されていて、そのうえ三線人間国宝の照喜名朝一氏。
皆に観てもらいたいけれど
ビデオはVHSなので、だれかDVDにしてくれる方〜!それか方法を教えて欲しいでーす。


のぶこ